2011-09-12
日帰り東北旅行#2
前回の日帰り東北旅行#1からだいぶ間隔があきました。3ヶ月か。大学が忙しいせいで更新している暇がなかった、と言い訳しておきます。夏休みに入った時点でそんなことないんですけどね。ほんと申し訳ないです。
前回は郡山に立ち寄り、地震の被害に打ちひしがれ、そんな状況でまるさ食堂でチキンソースカツ丼を食べたのでした。まるさ食堂に行く時はいっつも緊張してるのはなんでなんだろうね。
さて、ここから続き。これはあくまで6月18日の記録です。

郡山駅から新幹線に乗る。郡山で買ったおみやげに付いてきた田舎まんじゅうを食べつつ、郡山の地酒をいただく。両方うまい!うまいが……昼から新幹線で日本酒かっくらって田舎まんじゅうか、いいご身分だねえ……来週代数学の試験なんだけどなあ……
そんなこんなでやまびこ号で約1時間、仙台に到着。即仙石線に乗り換える。仙石線も津波の影響で高城町止まりになっていて、本数も15分~20分ヘッドくらいだった。仙石線乗るときにこんなに電車待った記憶がないんだけど、本数減ってない?と思った。東塩釜行きと高城町行きの交互運行だったので、塩釜以遠はかなり待たないといけなかった。
そしてその後来た東塩釜行きはなんとマンガッタンライナー!松島に行くつもりだったんだけど迷わず乗る。

本塩釜で乗り換えた後、松島に向かう。ここまではあまり津波の被害がないように見えた(あとでそうでもなかったことに気づく)が、塩釜の造船所が明らかにメチャクチャになっていたり、ヨットハーバーに係留してあったであろう船があちこちでひっくり返っていたりと、徐々に津波の被害が目の前に広がってきた。
そうこうするうちに松島海岸駅に着いた。松島海岸からは石巻行きの代行バスが出ていた。

松島の遊覧船乗り場は目に見えて人が減っていた。以前だったら土曜の午後なんて間違いなく大盛況で、人がいっぱいいたはずなんだけど……。ひょっとしたら天気の問題かもしれない、雨に近い曇だったし。
松島海岸からは遊覧船に乗った。仙台によく行く割には遊覧船に乗るのは久々で、しかも今回は松島→塩釜コースという、今まで乗ったことがないコースだった。松島で気になっていたのは、景観のある島々が無事だったのかということ。結論から言えば、長命穴以外は無事だったということ。仁王島も、千貫島も、みんな無事だった。よく耐えた、とそれだけだった。

ウミネコ君も健在だった。
が、塩釜に近づくとその様相は大きく変化した。海岸沿いの建物は壁をブチ抜かれ、船は岸壁に打ち上がっていた。




衝撃だった。

そしてこれはガレキなんだろうか?……ひどい。
塩釜の観光桟橋も、やはりメチャクチャになったようで、ボードに津波直後の写真が貼ってあった。また、観光桟橋を襲う津波の映像はYoutubeで見られるので、興味がある方はそちらも見て欲しいと思う。

もともと公園だったであろう場所もこんなふうになってしまった。木も海とは逆向きに倒れていた(つまり、津波で押し倒されていた)。本塩釜の駅周辺にある店は、1階部分は完全に水をかぶって、泥だらけのまま放置されていた。

駅のディスプレイも、このとおり。
そんな感じで、やっぱり打ちひしがれて仙台まで帰った。仙台は、ぱっと見た感じではいつもの仙台だったが、周囲の人の会話を聞いていると、「誰々の家が津波で流された」なんて話をしている人もいた。やっぱりここでも津波の話は他人事なんかじゃなかった。仙台でもこれまたしばらく食べていなかった牛たんを食べようと思って、国分町の太助に行った。道中宮城の地酒を瓶で買い込んで、太助でも2000円分食べてきた。今まで仙台でこんなに食費をかけたことはなかったと思う。
仙台では地元の人間のふりをするのが好きで、最近(去年ぐらいから)は国分町の銭湯に行くのが流行り。壁画は東京でありがちなのは富士山だけれど、こっちは松島。あの絵にはなかなか圧倒される。国分町の駒の湯というところ。いわゆる「国分町」からは少し外れます。
最後に、自戒を込めて。
震災から半年経ちます。ボランティアに行くチャンスは何度かありましたが、結局行かず終いでした。「どれだけ東北が好きでも、そのエネルギーだけでは所詮一学生にはなにもできない」というのを痛感しました。専門知識や専門技能があるわけでも、体力があるわけでもありません。「ボランティアに行ったところで邪魔になるだけだ」と思いました。だからこそ、この半年間、「それ以外で東北のために何かできることを」と思い、あちこちで色々と東北のモノを買って、多少東北の経済に貢献した「つもり」でいます。募金ばかりでなく、健全なモノのやり取りも東北のためになると考えたからです。
関東に住む一学生がアルバイトで稼いだお金が、少しでも東北の役に立っていれば嬉しいと思います。
ボランティアに行ったところでジャマになるだけだ、そう思ったのは私も同じです。東北出身であり、福島、仙台でも長年仕事をしてきた身でありながら、寄付をする金銭的余裕も無く何もできない自分はなんて無力なんだ…と自己嫌悪に陥ってた時期もあります。関東に住む学生さんがアルバイトで稼いだお金で東北を訪れてくれて、こうして印象的な写真と文章で状況を報告してくれていること、これは東北にとってこの上なく嬉しいことだと思います。私たちが作っていた番組が、hrizmさんの行動に少しでも影響を与えているのだとしたら、私も少し報われた気分になります。
今後も東北を応援してください。
いや、応援しましょう! o(^_^)o ふぐ
Posted at 2011-09-12 12:37 by ふぐ
コメントありがとうございます。
>これは東北にとってこの上なく嬉しいことだと思います。
そう言ってくださるとこちらも助かります!
私ひとりの行動が小さいものでも、みんながやれば大きな力になると思っています。その一部分に私はなりたいです。
Posted at 2011-09-13 22:14 by 平泉